眠りを深くする「グリシン」で熟睡感を手に入れよう

睡眠にかかわる成分として有名なのが「グリシン」です。グリシンはアミノ酸の一種で、元々は食品の酸化防止用に使われていました。しかし、眠りを深くする作用があることが分かり、近年になって注目を集めています。

  • 熟睡感が得られない(熟眠障害)
  • 夜中に何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)

このような睡眠の悩みは、グリシンが緩和してくれる可能性があります。

加齢で浅くなった睡眠対策に

グリシンが人間の体にどう作用するのか、完全には分かっていません。ただ、睡眠深度を増す作用があることは分かっています。

睡眠が深くなると、脳の疲労をしっかり回復できるようになります。そして、これが朝の熟睡感や昼の活力に大きく関わってきます。

少し詳しく説明します。

睡眠には2種類あって、それぞれ「レム睡眠」「ノンレム睡眠」と呼ばれています。脳の疲労を回復させるのはノンレム睡眠のほうです。

大まかに言うと、

  • レム睡眠   ……体の休息
  • ノンレム睡眠 ……脳の休息

です。

ここで重要なのは、ノンレム睡眠には段階があるということです。とりわけ深度3と4の深いノンレム睡眠は、脳疲労を回復する効果が高いです。

● 睡眠時間と睡眠深度の関係

しかし、誰でも深いノンレム睡眠を充分にとれるわけではありません。なぜなら、年齢増加にともなって睡眠は浅くなるからです。だいたい40代になると「なんだかしっかり眠れないな」という自覚が出てきます。また加齢の影響以外には、不規則な生活習慣のせいで睡眠が浅くなる場合があります。

● 年齢を重ねると……

原因が何であれ、深いノンレム睡眠が減少すると問題が生じます。たとえ身体の疲労は回復していても、脳疲労が残っているため、朝起きたときに熟睡感が得られなくなります。そればかりか、日中の眠気にもつながります。

また、深い睡眠がとれないということは、言い方を変えると「睡眠が浅くなる」ということです。睡眠が浅くなれば、夜中に目が覚める頻度が増えます。夜中に目が覚めると、再入眠するまでに時間がかかります。そのぶん睡眠時間も削られてしまい、疲労をうまく回復できなくなります。

そういうときにグリシンを使うとどうなるでしょうか。睡眠深度が増えるため、脳疲労をしっかり取り除けるようになります。その結果、朝の熟睡感が得られると同時に、日中も元気に過ごせるようになります。

また夜中に目覚める頻度が減るので、トータルの睡眠時間が増えます。これも日中の活力につながります。

年齢にともなって睡眠が浅くなる……これ自体は自然に起こることなので、ある程度は受け入れる必要があります。しかし、あまりにも苦痛なら対策をとるほうが賢明です。そして、グリシンを使うという選択肢があることは、覚えておいて損はないと思います。

グリシンは食事から摂れる?

アミノ酸の一種であるグリシンは、鶏肉や豚肉などの肉類、えびやホタテなどの魚介類、アーモンドなどの豆類に多く含まれています。
(可食部100gあたり1,000~2,000mgの含有量)

これをふまえると、バランスのよい食事を心がけていれば一日に3,000mgから5,000mgのグリシンを摂取できる計算になります。

しかし、グリシンは「就寝前」に摂ってこそ意味があります。朝食でも夕食でもなく、あくまでも寝る前です。

いくら肉類などの食品にグリシンが多く含まれているからと言って、就寝前に大量に食べるのは現実的ではありません。食べ物が胃の中に残ったまま眠ることになるため、逆に睡眠深度は浅くなってしまいます。

そのため、グリシンを安眠のために活用したいなら、サプリメントを利用するのが唯一の選択肢になります。

「グリシン100%ピュアパウダー」が圧倒的にオススメ

いろんな安眠サプリメントが世に出ていますが、グリシンを主成分としているサプリはたくさんあります。

しかし、その含有量は商品によってかなり差があります。睡眠深度を増すための摂取量は、就寝前に3,000mgが目安です。これをクリアする商品はそれほど多くありませんので、サプリを選ぶときには成分の含有量をしっかり確認したいところです。

グリシンサプリとして圧倒的に有名なのは、味の素のグリナです。一日あたり3,000mg摂れるようになっています。私自身、安眠サプリを使い始めたころは、短い期間ですがグリナを使っていたことがあります。

実際、グリナは飲み始めてからすぐに効果が出て、「深く眠れるってこういうことなんだ!」という感覚を教えてくれました。

しかし、グリナはたしかに良いサプリメントなのですが、ひと月に7,000円ほどかかるのがネックです。

もちろん、質のいい眠りはお金に変えられないくらい貴重だとは思っていますが、私はグリシン以外のサプリメントも併用しているので、この価格だと厳しいというのが正直な気持ちでした。

そこで目をつけたのが、アメリカで販売されているグリシンサプリです。具体的には、NOW社の「グリシン100%ピュアパウダー」 というサプリです。

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成分としてはグリナと同じで、純粋にグリシンのみのサプリメントです。これを使ってみたところ、体感としてはグリナとまったく同じ効果が感じられたため、現在はこのサプリに乗りかえています。

1カ月あたりのコストについては、次に表から見てとれるように桁がひとつ違います。

商品 1カ月あたりの
コスト
備考
グリナ 6,930円 定期購入なら5,544円
グリシンパウダー 600円くらい 商品価格は3,000円前後

「なんでこんなに安いの?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、グリシンに限った話ではないですが、アメリカのサプリメントは、総じて日本よりもリーズナブルです。

というのも、アメリカではサプリ業界の競争が激しく、価格が適正なところに落ちつくからです。市場価格から離れた価格で販売しても、ライバル企業にすぐ負けてしまう、シェアをすぐ奪われてしまう……だからこそ、低価格で販売しているわけです。

グリナは、安眠サプリメントを使うきっかけを私に与えてくれたサプリですし、その効果に不満はありません。ただ、コストパフォーマンスを考えるとグリシンパウダーのほうが圧倒的にオススメです。

また、安いからといって品質が悪いわけではありません。サプリメント先進国であるアメリカでは、日本以上に厳しい品質検査がされているそうです。品質では日本も負けていませんが、アメリカは訴訟大国ですし、問題が起きないようにしっかり検査しているのだと思います。

まとめ

私が現在使っているサプリの中でも、グリシンピュアパウダーは一番のオススメです。眠りの質を上げてくれるのが実感できます。とくに夜中に目が覚める回数が減ったのは、このサプリメントのおかげだと思います。

ただし、グリシンには眠りを深くする効果はありますが「寝つきを良くする効果」はほとんどありません。飲んでも、眠れないときは眠れません。寝つけないことに悩んでいる場合は、また別の対策が必要になると思います。

あとは、摂取量3,000mgというのはあくまでも目安です。使用者の体格でも変わってきます。ちなみに私は、睡眠改善に取りくみ始めた頃は6,000mgを摂っていました。

グリシンには目立った副作用はないので、少々多めに摂っても心配する必要はないと思います。
(※ 極端に摂りすぎるのは避けたほうが無難です)

グリシンは深い睡眠を得るためには一番のサプリです。ぜひ活用して「熟睡できた!」という感覚を実感してみて下さい。

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こんな症状に悩んでいる方に

  • 熟睡できている感じがしない
  • 日中に眠気を感じる
  • 夜中に目が覚めやすい
飲むタイミング 就寝直前~就寝30分前
摂取量の目安 毎晩3g
副作用 副作用は報告されていません
価格 454g入り 3000円程度
(一日3gとして150日分)
1カ月あたりの費用 600円程度

追記

グリシンサプリは1年弱使っていたのですが、最終的には使わなくなりました。生活習慣を改善した結果、満足できる睡眠深度が得られるようになったからです。

  • 夕方以降はカフェインを摂らない
  • 夜9~10時以降は部屋の蛍光灯を消して、暖色照明に切り替える
  • 運動不足解消のためスポーツジムに通う

など、取り組んだことは多岐にわたります。トリプトファンやメラトニンのサプリはまだ使っていますが、いずれ飲まなくなるかもしれません。

個人的な経験から考えると、安眠のためには生活習慣を見直すこともやっぱり大切です。ただ、一朝一夕には改善できないですし、現在進行形で不眠の悩みがあるなら、まずグリシンを使って深い睡眠を得るのが先決かもしれません。その上で生活習慣の見直しを進める、という流れがベターと思います。