やっぱりカフェインは摂らないほうがいい

午後の眠気を覚ますために、コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料を飲む人は多いと思います。たしかに眠気を吹き飛ばしたいときには、カフェインは効果てきめんです。

しかし、その覚醒作用が夜の睡眠に悪影響をおよぼす可能性もあります。カフェインの効果は、約4時間で切れると言われています。そのため、寝る4時間前からカフェインを控えれば、夜の睡眠に悪影響はない……と言いたいのですが、実はちょっと違うようです。

夜中に目が覚めやすくなる

カフェインの影響は、4時間よりも長く残る可能性があります。というのも、カフェインが体内で分解されるまでの時間には、個人差があるからです。これは、お酒に強い人と弱い人が遺伝的にある程度決まっていることと似ています。

4時間というのは、あくまでも目安でしかありません。体質的にカフェインに弱ければ、午後3時に飲んだコーヒーや紅茶が、夜の睡眠に影響をおよぼす可能性は充分にあります。具体的には、カフェインが体に残っていると中途覚醒が発生しやすくなります。

中途覚醒は「夜中に何度も目が覚めてしまう」という不眠で、40~50代の方によく見られます。中途覚醒の原因はたくさんありますが、カフェイン摂取もその原因のひとつに数えられています。

寝る前にカフェインを摂取して、その後の睡眠深度を測定した実験があります。それによると、カフェイン200mgを摂った場合、睡眠中に何度も覚醒に近い状態が現れることが分かっています。なお、カフェイン200mgというのは、缶コーヒーだと約2本です(関連:飲み物のカフェイン含有量一覧)。

カフェインの影響が強く出るかどうかは体質によりけりなので、一概には言えません。しかし、夜中にひんぱんに目が覚めてしまう人は、カフェインの摂取量を少しづつ減らすことをオススメします。それだけで良く眠れるようになる可能性があるからです。

どうしてもコーヒーや紅茶がやめられない場合は、ノンカフェインをコーヒー・紅茶を利用するのもいいと思います。