夜勤のときの眠気を撃退する方法

夜勤につきものなのが「勤務中の眠気」です。仕事が始まってから時間がたつにつれ、次第に眠気が強くなって集中できなくなる……そんな経験をしたことのある方は少なくないと思います。

夜勤中の眠気を抑えるには、「硬いものをかむ」「クール系の目薬をさす」などが代表的な方法ですが、その中でも一番効果のある眠気対策は(定番ですが)カフェインを摂ることです。

通常、人が眠くなるときには脳内で睡眠物質というものが分泌されます。これは文字通り「睡眠をうながす物質」で、30種類以上の物質が発見されていますが、カフェインは睡眠物質のひとつであるアデノシンの働きをブロックする力を持っています。そのため、カフェインを摂れば眠気をある程度遠ざけることができるのです。

市販のカフェイン飲料もいいけれど……

カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに多く含まれています。レッドブルなどのエナジードリンクにもカフェインが含まれていて、眠気覚ましとして人気を集めています。

しかし、仕事中にそういった飲み物を気軽に飲めるとは限りません。また、カフェイン飲料を大量に飲むのはカロリーが気になるという方も少なくないと思います。

そこでオススメなのがカフェインのサプリメントを利用することです。たとえば下記のカフェインサプリは、1粒でカフェイン200mgを摂ることができるのでかなり強力です。眠気覚ましの効果もそうですが、頭のスッキリ感が格段に違います。

カフェイン 200mg (100粒)

PROLAB NUTRITION社

ちなみに、

  • 缶コーヒー1本に含まれるカフェイン量は100~140mg
  • エナジードリンク1本に含まれるカフェイン量は140~240mg

ですので、カフェインサプリ1粒 = エナジードリンク1本分の強さと考えてよさそうです。

参考までに、一般的な飲み物のカフェイン量も載せておきます。

種類 1杯あたりのカフェイン量
玉露 (150 ml) 150 mg
コーヒー (エスプレッソ)(50 ml) 140 mg
コーヒー (ドリップ)(150 ml) 135 mg
コーヒー (インスタント)(150 ml) 68 mg
栄養ドリンク (100 ml) 50 mg
コーラ (500 ml) 50 mg
抹茶 (150 ml) 45 mg
ココア (150 ml) 45 mg
紅茶 (150 ml) 30 mg
ほうじ茶 (150 ml) 30 mg
ウーロン茶 (150 ml) 30 mg
緑茶 (150 ml) 30 mg
玄米茶 (150 ml) 15 mg

カフェインのサプリメントは値段も手ごろですし、夜勤がひんぱんにある職場で働いている方はぜひ活用してみてください。

ちなみに、カフェインは摂取して15~20分ほどたってから効いてきます。飲んですぐに眠気がなくなるわけではないので、眠気がMAXになってしまう前に摂るようにしましょう。

↓サプリではなく医薬品扱いですが、リーズナブルでおすすめです。1錠でカフェイン100mg

カフェインサプリの注意点2つ

眠気撃退に効果を発揮するカフェインサプリメントですが、注意点が2つあります。

一つ目は、常用するのは禁物ということです。カフェインを普段から摂っていると耐性がついてしまい、いざというときに効きが悪くなります。多用しているとカフェインの覚醒効果が1時間しか続かなくなるという研究報告もあります。

二つ目の注意点は「飲む時間に気をつけないといけない」ということです。カフェインの覚醒作用は約4時間続くと言われています。そのため、夜勤が終わる直前に飲んでしまうと、そのあと家に帰って寝るときにカフェインの影響が残ります。

深夜勤(0:00~9:00)の場合、午前2時~4時にカフェインを摂れば、夜勤後の睡眠に悪影響がおよぶことはないはずです。なお、午前2時~4時というのは、人間の生体リズムの観点から、眠気のピークを迎える時間帯だということが分かっています。

● 眠気のリズム

仕事中の事故が起こりやすいのもこの時間帯です。カフェイン摂取にかぎらず、午前2時~4時には何らかの方法で眠気を撃退するのが賢明と思います。