鼻づまりがひどい場合は「鼻腔拡張グッズ」でいびきを防止できるかも

「鼻に装着するだけでいびき防止になる」という手軽さから、鼻腔拡張グッズに人気が集まっています。いびきの原因は気道がせまくなることですが、鼻づまりが関係している場合には、鼻腔を広げるグッズが役に立ちます。

そもそも、鼻づまりがいびきを発生させるのはナゼ?

なぜ鼻づまりがいびきの原因になるのでしょうか?それは「鼻の通りが悪いと口呼吸になってしまうから」です。

人間は眠っているときは鼻で呼吸をしていますが、鼻の通りが悪いと口呼吸するようになります。そうすると、舌がのどの奥に落ち込み、気道がせまくなります。

気道がせまくなれば、そこを流れる空気に乱れて、のどの奥が振動するようになります。その結果、いびきが発生します。また、気道が完全にふさがるレベルになると、睡眠中に呼吸が止まる恐れも出てきます(睡眠時無呼吸症候群)。

まとめると、

鼻の通りが悪い

口呼吸になる

舌がのどの奥に落ちる

気道がせまくなる

いびきや無呼吸が発生する

ということです。そして、この状態を改善するのが鼻腔拡張グッズです。

鼻腔拡張グッズは2種類ある

鼻腔拡張グッズは大きく分けると2種類あります。「鼻の上に貼るタイプ」と「鼻の中に装着するタイプ」です。

手軽なのは鼻の上に貼るタイプで、有名な製品としては「ブリーズライト」があります。鼻を形成している軟骨壁を外方向にひっぱり上げることによって、鼻腔の広さを確保します。

同じような製品がいろいろなメーカーから出ていますが、プラスチックテープの反発力・粘着力はブリーズライトが一番強いようです。アマゾンでの評価も高いです。私自身、鼻の通りが悪くなりやすいので、たまにブリーズライトを利用しています。

ただし、ブリーズライトは使い捨ての商品です。1枚あたり50円くらいするので、毎日使うとそれなりの費用がかかります……といっても一か月で1500~2000円なので、鼻づまりになりやすい方・花粉症で苦しい方にとっては、使ってみる価値があると思います。

次に、鼻の中に装着するタイプですが、代表的なのはスウェーデンで開発された製品「ノゾヴェント」です。


ノゾヴェント

ヤマオカインターナショナルコーポレーション

amazon

鼻腔を広げる力はブリーズライトよりも上ですが、その反面「鼻の中が痛くなる」という意見がよく見られます。もともと海外で作られている製品なので、日本人にはサイズ的に合わないのかもしれません。また、寝ているうちに鼻から外れてしまうことも多いようです。

ひとまずブリーズライトを試してみて、効果が小さいと感じた場合にノゾヴェントを使ってみるのが良さそうです。

本当に鼻づまりがいびきの原因なの?

気道がせまくなるといびきが出たり無呼吸になったりしますが、このとき重要なのは「そもそも気道がせまくなるのはナゼなのか?」ということです。実は、その要因は鼻の通りが悪いことだけではありません。

気道がせまくなる代表的な要因

  • 太ることでのどの内部に脂肪が付く
  • 年齢にともなって筋肉がおとろえる
  • 扁桃や口蓋垂が大きすぎる
  • 鼻づまりなどのせいで口呼吸になっている
  • アルコールや睡眠薬などの影響で、筋肉がゆるむ

つまり、鼻づまりを解消するだけでは、いびきは治らない可能性があるということです。たとえば、首の脂肪のために気道が狭まっているなら、それを改善することも必要になります。