いびき防止&対策グッズまとめ

最近では、さまざまないびき防止・対策グッズを目にする機会が多くなりました。しかし、種類が増えすぎたために「一体どれを使えばいびきを抑えられるんだろう……」と疑問を持つ方も少なくないと思います。

そこで、代表的ないびき防止グッズをまとめてみました。

1.気道を広げるための「首サポートグッズ」

いびき軽減のためには、気道の広さを確保することが重要です。気道というのは、人間が息を吸ったり吐いたりするときに、空気の通り道になる部分です。詳しくは『いびきはなぜ起こる?』で述べていますが、気道が狭いといびきが出やすくなります。

気道が狭くなる要因はたくさんありますが、そのひとつは下あごが下がることです。あごが下がると、気道がくの字に折れやすくなるため、気道が狭くなるのです。

そこで活躍するのが首サポートグッズです。これは首に巻くことによって、下あごが下がらないように支える道具です。

ただし、これは気道がくの字になりやすくて、そのせいで気道がせまくなっている人向けです。ほかの要因のために気道の広さが失われている場合には、ほとんど効果がありません。

たとえば「もともと口蓋扁桃や咽頭扁桃が大きくて、そのせいで気道がせまくなっている」というのは代表的ないびきの原因です。この場合は下あごを下がらないようにサポートしても、いびきを防止することは難しいです。

なお、気道が折れ曲がってせまくなるのは「枕が高すぎること」も原因のひとつです。スノアゴンなど下あごを支えるグッズを使うとともに、枕の高さを変えてみるといびき防止につながると思います。

2.腕につけるタイプの「いびき防止バンド」

いびき防止バンドは、腕につけるタイプのグッズです(大き目の腕時計みたいな感じです)。

寝ている間にいびきをかくと、いびき防止バンドがそれを感知して低周波を出します。そうすると、からだが低周波の刺激に反応して、寝姿勢を変えることができます。

いびきはあお向けのときに出やすいのですが、低周波刺激を受けることによって姿勢が変わり、うまくいけば横向き寝の状態になります。
(横向きだと気道が広がるため、いびきが出にくくなります)

かなり考えられたアイデア商品とも思うのですが、評判はあまり良くありません。次のような感想が多くみられます。

  • 低周波の刺激くらいでは、寝姿勢が変わらなかった
  • 大きないびきの音にか反応しないので、軽度のいびきには意味がなかった
  • 電極パッドがすぐに痛んで、一カ月くらいで壊れてしまった

ちなみに、上記のスノアストッパーは海外製です。同じような製品が日本で作られたら、性能のすぐれたものになるかもしれません。
(探したかぎりでは、日本製のいびき防止バンドは見つかりませんでした)

3.いびき軽減枕(フランスベッド)

いびき軽減枕はたくさん世に出ていますが、その中でもフランスベッドのいびき軽減枕は特殊です。内臓センサーがいびきを検知して、振動と音の刺激によって自然な寝がえりをうながします。寝姿勢が変われば、そのタイミングで気道が広くなることが多いので、いびきを抑えられます。

フランスベッドは家庭用ベッド・医療用ベッドを取りあつかっている日本のベッドメーカーです。寝具の質には定評があります。いびき軽減枕も、品質の評判は悪くありません。

ただし、価格が高いのがネックです。また、作動音と振動のせいで隣で寝ている人が目を覚ますことがあるようなので、その点も事前に考慮しておくのが無難です。

4.横向き寝をサポートする枕

いびきは「あお向けよりも横向き寝のほうが出にくい」という特徴があります。

ということは、ずっと横向き状態で固定すればいいのでは……?

この考えから生まれたのが横向き寝を固定する枕です。複数のメーカーから販売されていますが、どれも横向き状態を維持するために特殊な形をしています。

アマゾンのレビューを見たところ「横向き姿勢を維持しやすくなった」という人が多いです。

ただし、注意点もあります。それは、寝返りが打ちにくくなることです。寝返りができなくなると、同じ姿勢でずっと眠るために問題が出てきます。朝起きたときに腰や首が痛む、頭痛がする、熟睡感が失われる、などです。

もちろん、いびきが軽減されることのメリットのほうが多い場合もあるので、試してみる価値はあると思います。

5.鼻腔拡張グッズ

鼻の通りが悪いことも、いびきを引きおこす原因です。

鼻の通りが良くない

口呼吸になる

舌が気道に沈みこむ

気道がせまくなる

いびきが出やすくなる

こういうときは、鼻腔を拡張するグッズが役に立ちます。これについては『鼻づまりがひどい場合は「鼻腔を広げるグッズ」でいびきを防止できるかも』で詳しく述べていますので、参考にしてみてください。

ちなみに一時的な鼻づまりなら、点鼻薬でしのぐというのもひとつの方法ですが、常用すると鼻の内部が荒れていきます。そうすると「ますます鼻の通りが悪くなる ⇒ 点鼻薬の量が増える ⇒ さらに鼻がつまる」という悪循環になるので注意しましょう。

まとめ

正直なところ「最高のいびき対策グッズはこれ!」と言えるものはありません。あくまでも、いびき軽減のサポートと割り切ったほうが良さそうです。ひとまず使ってみて、効果がなかったら本格的に対策をとるのが賢明と思います(咽頭まわりの手術や、マウスピースの利用など)