レモンの精油で体温を上げて目覚めスッキリ!

朝の目覚めがつらい原因は人それぞれですが、目覚めたときの体温が低いことも原因のひとつです。

体温は、身体の「休息モード」と「活動モード」を切り分ける重要な要因です。体温が朝になっても上がらないと、身体が休息モードから活動モードにうまく切り替わりません。その結果、朝の目覚めが悪くなることは充分にありえます。

そんな朝の低体温には「レモンの精油を吸入する」という対策があります。アロマテラピーで使われる精油はさまざまな効能を持っていますが、レモンの精油に含まれる「リモネン」という成分は体温を上げてくれます。

レモンのアロマは科学的にも有効?

アロマテラピーというと「科学的な根拠はないのでは?」と思われる方も多いと思います。しかし、近年になってアロマテラピーの有効性が科学的に解明されつつあります。

レモンのアロマについても、その効果を科学的に検証したデータがあります。以下は、『医師がすすめる「アロマテラピー」決定版(マキノ出版)』という書籍の中で紹介されている実験結果です。

レモンを用いて精油の芳香成分が、血液中に現れるかどうかについて調べました。被験者にはティッシュペーパーに垂らしたレモンを5分間吸入してもらったあと、5分後、20分後、40分後、60分後の計4回採決して、ガスクロマトグラフィーで測定しました。

上段の折れ線は皮膚の表面温度、下段の折れ線はリモネンの血中濃度を表しています。リモネンの血中濃度は吸入開始後から急速に高くなって、吸入後5分で0.5ng/dlのピークに達し、8分後にほぼ消失します。

一方、皮膚の表面温度は、リモネンの血中温度の上昇に呼応するように、吸入6分後でピークの27℃に達し、その後徐々に低下していきます。

アロマテラピーはまだまだ科学的な検証が充分ではないですし、薬の代わりになるとは言い切れません。しかし、睡眠改善の「補助」として使うのであれば、大きな助けになります。日常の生活にアロマテラピーを取り入れて、不眠の改善に役立てていきましょう。

追記

レモンのアロマは香りが強めなので、好き嫌いが別れるかもしれません。柔らかめの香りが好みの方には、オレンジ・スイートやグレープフルーツがオススメです。これらのアロマもリモネンを主成分にしているので、レモンと同様の効果が期待できます。